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幼児教育に進出するドッグセラピー

 

 

 

JDAと提携する幼児教育ピグマリオンの子供たちに、
なぜか灘中学・開成中学・東大寺・洛南・ラサールの合格者が多い理由!

幼児教育ピグマリオンで学んだ、幼児から小学4年生までの子供たちが、今春の中学受験で灘中(3名)開成中(1名)東大寺(3名)洛南(2名)ラサール(1名)に合格しました。

韓国で行われた算数オリンピックでは、韓国ピグマリオンで学ぶ小学校3年生の子供達が、上位17名中7名が入る快挙を成し遂げています。学校の教師や塾の講師たちから、「これほど計算力をもつ子供を見たことがない。」と言われるほどです。

ピグマリオンで学ぶ子供達は、“かず”を数えません。数は長さ、時間、重さ、量、個数などといった条件と一緒に存在するものであり、「1、2、3…」などのように紙の上の数字だけでは理解できないものです。現実の数量を把握させ、数を論理的に理解するのがピグマリオンの指導方法なのです。

算数学習能力が向上すると、国語学習能力も格段に高まることが実証されています。最近は少子高齢化の影響でしょうか、幼児教育が脚光を浴びているようです。現在の教育界では、まだまだ計算力が算数であるという間違った考え方が定着しています。学習傾向の多くが、IQ(知能)を伸ばす教育が主流となり、子供に超能力開発まで教えることがあるようです。

ある4歳の子供は、フラッシュカードを見ただけで嫌悪感を表し、何もしたくないと泣き叫び、教室から逃げていきました。別の3歳の子供は、先生や母親に叱られたくない思いから、プリント問題の文字が「見えない」と言い、自己防衛に入りました。

母親から常に他の子供と比べられたせいか、母親の顔色を伺いながら問題を解く5歳の子供、教室の入り口で「ぜったいに入らない!」と抵抗する子供も一人、二人ではありません。多くの幼児教室では、子供の心を無視した強制的な方法で教え、母親には「子供のためです。」と思い込ませている実態を垣間見るようです。 その結果、子供たちはストレスを抱え、母親たちもどうすれば良いのか解らなくなっているのが現状ではないでしょうか。

しかし、ピグマリオン幼児教育は、世間で言うところの賢い子供で、勉強ができ、日本でもトップとされる小中学校のお受験に合格することが目的ではありません。小さい頃から記憶に詰め込むのではなく、考える力を養い、創造力を高め、応用能力を開発するために、難解な問題に自然に立ち向かい、解答を引き出す思考力教育法を実践しています。

ピグマリオンで学んだ子供たちが、有名校に合格する理由は、その結果でしかすぎないのです。

幼児教育は、母親教育と言われるほど、母親とのやりとりが重要なポイントとなります。個性の違うお母さんとのコミュニケーション形成に役立つのが、JDAで学ぶ発達心理学、交流分析、対象関係論です。また、EQ(情操)教育とPQ(社会性)教育をバランスよく学習するには、ドッグセラピーと心理カウンセリングが役立つことは言うまでもないことです。

前述の子供たちも、セラピードッグと一緒にレクリエーションを行い、生命の尊さ、他者への思いやりを養い、人対犬の関係から人対人の関係に発展させ、思考能力の開発、指先能力、図形能力、空間把握能力、数論理能力、言語能力を加味した教育システムにより、積極的に教室に通うようになり、レッスン終了後も「まだ帰りたくない〜」と、泣きながら母親に訴える子供に育っています。母親に対しては、心理的負担に共感し、話しに傾聴することで、「お子さんに干渉しすぎずに見守って下さい。」と私たちのアドバイスを受け入れやすくなったのか、「子供の行動を待てるようになりました。」「子供からの問いかけが増えました。」とおっしゃっています。これでドッグセラピーと心理学、そしてピグマリオン幼児教育の関係が、ご理解いただけたと思います。

私たちJDAの卒業生が行う、ピグマリオンWizは、これまでの幼児教育の可能性をさらに発展させて追求できるものと信じています。私自身、子どもたちと向き合い、大変にやりがいのある仕事と受け止めました。これから卒業されるJDAドッグセラピストの皆さん、福祉関係だけが活躍先ではありません。未来の子どもたちを育成することも大切ではないでしょうか。JDAでの勉学に、トレーニングに、大いに励んで下さい。

■上野妃乙美(ひとみ)
ピグマリオンWiz.教育長(JDA1期生ドッグセラピストコース卒業)
甲子園大学栄養学部卒業後、働きながらJDAに通学、1期生として卒業後、ドッグセラピストとして福祉施設や被災地へのドッグセラピー訪問を中心に活動、その経験を活かし、現在、新しい幼児教育の確立に邁進している。また、'05年5月1日に大阪ドームで行われた「第一回 ダンスウィズドッグ競技会 スーパークラス」で優勝と、見事な成績を収めている。
日本レスキュー協会認定 ドッグセラピスト Expert-2


幼児教育は知能と情操の両面を育てることが大切です。
ドッグセラピーは、幼児教育に大きな影響をもたらしました。

「ドッグセラピーを子どもの教育に役立てる。」この言葉を聞くだけで、子どもへの波及効果が素晴らしいイメージとして頭に浮かんできます。では、具体的に子どもたちの成長目標をどこに設定すればいいのでしょう。

犬は3歳児の知能レベルを持つといわれていますが、幼児と犬との共通点は多く、いかに飽きさせずに、集中力を維持できるかが鍵となります。子どもたちに関わる際に、ドッグトレーニングの経験は大いに役立つでしょう。

愛犬にトレーニングを入れようと思えば、先に飼い主の行動にアプローチするように、子どもにとって、一番身近な母親の影響は要となります。子どもは母親や身近な大人から人としての多くを学び育つものだからです。
その為、指導者は、対象関係論、交流分析などの対人スキル(これらは全てJDAで学びます。)を使い、お母さんたちがリラックスできる環境をつくることも必要となります。お母さんが笑顔になれば、子どもの顔にも自然と笑顔が溢れ、のびのびと学習することが容易となるのです。学習は円滑に、そして母子ともに円満にという相乗効果を期待できる訳です。

私は、JDAを卒業後、ワンプロダクションに入社し、ドッグセラピーを子ども教育に役立てる新プロジェクトの一員として幼児教育チームに所属しました。会社からは、情操面に限らず、知能開発も同時に行えるプログラムの開発が目標設定として与えられました。(なぜ知能開発が必要なのかは後になって分かりました。)子供教育に対する戸惑いは大きかったのですが、もともと、子どもは嫌いなほうではなかったので、新しい試みにチャレンジしたのです。

まず、モニターの子どもたちに集まってもらい、犬たちと一緒に歌を合唱したり、お絵書きをしたり、リトミック運動を行ったり、良いとされることは手当たりしだいに採用して実行に移しました。その結果、教室に犬がいるだけで、子どもたちは、いつの間にか、犬を中心にまとまり、仲間意識が芽生えるようになっていきました。

恥ずかしがり屋で名前も言えなかった4歳児が、犬とおしゃべりすることに、自信がついたのか、お友達に「クレヨンかして」と意思を伝えることができるようになりました。また、乱暴に犬を追いかけまわしていた3歳児は、やさしく犬をいたわれる子どもに育ち、母親に対して何かと反抗的だった5歳児が幼稚園での出来事をお家で話すようになったなど、情操面に大きな改善が見られるようになりました。

情操面の成果は得られたのですが、知能開発には、プロジェクトの全員が頭を抱えました。心理学を使った教育や頭に良いとされる音読、読み聞かせなどを組み合わせ試みたのですが、思うように効果を挙げることができませんでした。ドッグセラピーの可能性を広げるためとはいえ、大変なことを引き受けてしまったと、反省もしきり。そんな時、幼児教育で効果をあげているピグマリオンと出会ったのです。

ピグマリオンメソッドは画期的でした。いくつか積まれているブロックを上から、右から、前から見るとどう見えますか?という問題があります。これは物事を一方向から見て判断するだけではなく、多方面から見ることで、柔軟な問題解決能力を養います。

よく親が子どもを叱るときに「何回言ったら分かるの?」と叱りますが、同じことを何度も言い聞かせても子どもには理解できません。簡単に言えば、子どもには、理解する能力が備わっていないだけです。そこで、理解力という能力、そして思考力という能力を育てる必要がでてきます。嬉しいことに、この能力が育てば、相手の立場になって考えることや他人の痛みを理解する能力が養われるのです。

ピグマリオンプログラムを取り入れた子どもたちのIQはぐんぐんと伸び、僅か3ヵ月の期間で、どの子どもたちもIQが実施前より15プラスとなりました。

このIQの向上効果は意外なかたちで現れてきます。知能が育ったことで、自分で考える力がつき、人の話を理解することができるようになりました。その結果、苦手な問題も意欲的に取り組むようになり、姿勢と態度に大きな変化が見られました。子どもたちの変化にはお母さん達が一番驚いていたようです。

知識や技術を教える教育も大切ですが、親子が共に学び育ち、知能と情操の両方を育む。そして、子どもたちを無理なく成長させる。これが本当の「共育」ではないでしょうか。

レッスンをしていて感じることですが、子どもたちの何かを学びとろうとする力には毎回感心させられます。純粋に問題に取り組み「できたー!」と歓びを爆発させる子どもたちの目はキラキラしています。私自身、子どもたちから学ぶことも多く、その成長にやりがいを感じています。

今後、JDA卒業生だからこそできる、ドッグセラピーと知能教育の融合した「共育」を全国に広めていきたいです。また、未来を担う子どもたちを育てるという責任ある活動を、大好きな犬と共に行えることに喜びと充実感を感じています。

■前山一博
岡山大学理学部生物学科卒業
ジャパンドッグアカデミー3期生
ワンプロダクション入社後、ピグマリオンWiz.川西教室の立ち上げに携わり、現在では、3歳〜小学3年生の生徒の指導にあたっています。
日本レスキュー協会認定 ドッグセラピスト Expert-1

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