あるトレーナーのトレーニング技術は、誰の目から見ても最高のレベルに達していました。でも、そのトレーナーは、人前で話すことが苦手でした。
そこで、トレーナーは、習うよりも慣れろと、勇気を奮い人の前で話すことを決心しました。最初のスピーチでは、緊張のあまり全身の血液が沸騰したように心臓は高鳴り、足の震えは止まらず、歯がガチガチ鳴り止みません。わずか
3分間のスピーチが、こんなに長かったとは・・・。当然、聴衆にはスピーチの内容は半分も伝えることができませんでした。
そんなことを何度か続けるうちに、トレーナーは、スピーチのコツを覚えてきました。3分間のスピーチでは物足りず、 5分、10分とスピーチの時間が延び、自信を持つようになりました。ですが、スピーチの時間が伸びれば伸びるほど聴衆は一人、二人と席を立ち帰っていくではありませんか。トレーナーは、聴衆が帰る姿を見て心は大きく動揺しだし、またもや初めの頃のように頭の中は真っ白、スピーチの内容はまとまらなくなり、会場から逃げ出したいと思ったそうです。
学生の頃に、好きな先生と聞かれれば、愉快なお話をしてくださった先生の顔が浮かびます。また、ユニークな先生の授業は、その科目を好きにさせる動機づけとなりました。
3分程のスピーチは、謝辞やニュースなどを組み合わせ、経験を積めば、聞く人を愉快にさせるレベルに達します。でも、それ以上のスピーチとなれば話は変わります。
話の主題、構成、結末から、感情までを移入し、笑い、涙、感動、怒りなどを聴衆と共有し、聴衆に心地良い空間を与えるスピーチの技術が必要です。
先ほどのトレーナーも、もし、スピーチトレーニングを学んでいれば、困ることはなかったでしょう。
プロのドッグスペシャリストには、レベルの高いトレーニング技術と、それを論理的に伝える能力が求められます。しかも、そのスピーチが、楽しくて、心地良くて、面白ければ、なお最高でしょう。
JDAは、あたかもスクリーンに再現したかのような光景を、聞く人の目の前に鮮明に映し出すスピーチプログラムを用意しています。
ドッグスペシャリストは、エンターテイナーであれ!
これが JDAの譲れない考えです。 |